今回は、ハワイに行った時の現地決済をほとんどRevolutデビットカードとWiseデビットカードで決済したのでそのレビューです。
ハワイなので、物価高、円安でドン引きしないように、旅行中に使うであろう金額をWiseとRevolutに分けて円をチャージしました。
そして、Revolutは平日両替手数料が無料との事だったので、Revolutデビットカードも作ってRevolutでは、チャージした円を平日に、いっぺんにドルに両替しました。
Wiseデビットカードはサブ的な感じで持って行きました。
実は、日本出発前は、円換算すると本当にドン引きしてました(笑)
せめてハワイ旅行中は、いちいちドン引きしないために、使う予定の金額はすべてドルに両替し、ドル表記にして、円換算しないようにしました。
WiseとRevolutの両替した際の金額差
(旅行別日のレートです。)
【例】
「Wise」は、約0.5%の両替手数料がかかりますが(ドルの場合)、「Revolut」は、平日両替手数料無料です。
10万円
20万円
30万円
「Revolut」の方が、平日に両替すればお得という事になりますが、表にまとめると手数料はかかるものの「Wise」の方がレートは良いのがわかります。
両替金額 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
Revolut | $685.78 | $1,373.61 | $2,060.53 |
Wise | ($684.52) | ($1,368.55) | ($2,052.81) |
受取金差額 | $1.43 | $4.80 | $6.53 |
しかし「Wise」は、金額が大きくなればなるほど両替手数料は増えますので、両替手数料があるのとないのとでは、だいぶ変わってきますね。
だけど、Wiseは、この金額だど10万円3回両替した方がいいような・・?
まぁ、詳しい金額は、その都度、ご自身で確認してみて下さい。
ちなみに日本円のチャージ方法は、他の方々がたくさんUPしてくれてますので、そちらをご参照下さい。
わたくしは、銀行振込みしか使っていないのですが、ネット銀行(SBIや楽天)で、月数回の振込手数料無料などを利用すれば、振込手数料はかかりません。
日本で日本円をチャージ(銀行振込)したので、「Wise」は即着金ですが、「Revolut」でも数分後には着金しました。
不正利用防止のためのセキュリティー設定方法
さて、最近、クレジットカードの不正利用が増えているようですが、デビットカードも例外ではありません。
ましてや、利用するデビットカード口座に全財産が入っていたら(そんな事あまりないと思いますがw)、考えるだけでも末恐ろしいですね。
昨今は、物理的なカードを防御したところで、不正利用のほとんどはオンライン上で行われるという事です。
物理的なカードを盗まれたりスキミングされないかぎり(不正利用が発覚した時点でもアプリですぐ凍結できます。)、チャージ式のワイズやレボリュートは、少額ずつチャージすればよいし、通知設定の他にも、ここを設定OFFにしておけば、だいぶ安心と設定方法があるのでご紹介します。
Revolutセキュリティー設定方法
⓵アプリを開いて右上のカードマークをタップ。
⓶スタンダード会員をタップ。
⓷設定をタップ。
⓸下にスクロールしていくと「セキュリティー」画面があるので、「オンライン取引」をオフにしましょう。
「オンライン取引」は、現地でレストランやツアーなど、オンライン予約等する時だけONにして、それ以外の時は、必ずOFFにしておく事をおススメします。
Wiseセキュリティー設定方法
⓵アプリを開いてカードをタップ。
⓶下にスクロールして「決済方法を管理する」をタップ。
⓷オンライン決済をoffにする。
こちらも、同様「オンライン決済」は、現地でレストランやツアーなどオンライン予約等する時だけONにして、それ以外の時は、必ずOFFにしておく事をおススメします。
Wiseは、モバイルウォレットが利用出来ない(iPhone?)ので、これもoffで良いかと思います。
セキュリティー方法で気をつけること
↓物理的なセキュリティーグッズは、以前紹介しました記事をご参照下さい。
アプリ:セキュリティー設定を全部onにして凍結させるのはおすすめしない。
わたくしは、最初はセキュリティー設定を全部onにして凍結させて、利用するときのみ凍結解除してたのですが、レジ付近でも電波が入りずらい場所があったりして、凍結解除が出来ておらず、何度かエラーになりました。
なので、「オンライン決済/取引」をon/offにして利用した方がおススメです。
もちろん、電波がよいところでは問題はありませんが、意図せず電波が悪い場所があったりもします。
アプリ:位置情報
レボリュートなのですが、VPNをかましっぱなしだったからなのか、一度、「位置情報がなんたら。。。」というメッセージが出て、決済エラーになりました。
なので、「ロケーションベースのセキュリティー」をoffにしておきました。
ただ、これは、VPNが原因なのか定かではないので、一応共有だけしておきます。
決済エラーは何度か続くと凍結される
ABCストアで、レボリュートデビットカードが、凍結解除出来ていないエラーで、5,6回でエラーになってしまい(そらそうだ。)、一時、凍結されてしまいました。
しかし、しばらくすると、登録したメアドに「凍結しました。」とのメールが入ります。
そちらで、自分が使ったか否かの確認がありますので、自分が原因の場合は、「はい。自分です。」を選べば、数分で使えるようになります。
この時は結構、残高が残っていたのであせりました・・・。
ですので、多くても店舗で2回、多くて3回エラーが出た場合は、他のカードか現金で決済してください。
ハワイのATM利用手数料
ハワイのATMももれなく、ATM利用手数料がかかるのでその点だけ頭に入れておいて下さい。
ATM利用手数料はかかりますが、Revolutとwiseの利用手数料は下記の金額までの引出しなら無料です。
Revolutは、月々のATM引出し額は約25,000円まで無料。
wiseは、約30,000円まで無料です。
引出す際は、ちゃんとドル換算して現金を引出すようにしてください。
ATM利用手数料確認してみた💰(4社)
ホテル内とか場所によって違うのかしら🧐?
現金はチップぐらいしか使わなかった。①Bank of Hawaii
4.25$
②First Hawaiian Bank
4.25$
③CENTRAL PACIFIC BANK 4.75$←1番安いと情報だったけど?
④ようわからんATM
4.95$#hawaii pic.twitter.com/CI7mykdiqu— たびむやん (@Tabimuyan) July 21, 2024
|AIおまとめ|
【Revolutの使い方とメリット・デメリット】
Revolutとは?
Revolutは、デジタルバンクとしての機能を持つ多機能なアプリです。国際送金、マルチカレンシーアカウント、デビットカード、暗号通貨取引など、多様なサービスを提
供しています。
使い方
1. アカウント作成:スマートフォンアプリをダウンロードし、個人情報を登録します。本人確認書類を提出する必要があります。
2. 入金:銀行口座や他のカードから入金します。通貨間の為替レートがリアルタイムで表示されるため、最適なタイミングで資金移動が可能です。
3. 支払い・送金:アプリ内で為替変換し、世界中で送金や支払いができます。Revolutカードを使って現地通貨で引き出しも可能です。
4. 暗号通貨や株式取引:簡単に暗号通貨や株式を購入・管理できます。
両替手数料・送金手数料
両替手数料:月500,000円(または相当額)までの両替は無料。
それを超えると手数料が0.5%かかります。
また、週末や特定の通貨では追加の手数料(最大2%)が発生する場合があります。
送金手数料:Revolut間の送金は無料。国際送金の場合、通貨によって手数料が異なり、無料送金枠を超えると手数料がかかります。
使い方のコツ
為替変動を活用:平日昼間に両替を行うことで、週末手数料を避けることができます。
また、必要な額を前もって両替しておくことで、急な為替変動の影響を受けにくくなります。
無料枠を活用:月間の無料枠を上手く利用し、手数料を最小限に抑えることが重要です。特に大きな金額の送金や両替は、月の最初にまとめて行うと良いでしょう。
取り扱い限度額
引き出し限度額:無料プランでは、月々のATM引き出し額は25,000円(または相当額)までが無料。
これを超えると2%の手数料がかかります。
送金限度額:利用者のステータスによって異なりますが、通常、1日あたりの送金限度額はかなり高額に設定されています。
メリット
為替レートが有利:インターバンクレート(銀行間取引のレート)に近い為替レートを提供し、手数料が抑えられます。
多通貨対応:アカウントで数十種類の通貨を保持し、切り替えが簡単です。
デジタルバンキング機能:日常の金融管理がアプリ一つで完結するため、利便性が高いです。
追加機能:保険、暗号通貨取引、旅行関連サービスなど、他の銀行サービスにない機能も充実しています。
デメリット
無料プランの制限:月ごとの無料引き出し額や為替手数料の無料枠に制限があります。高頻度利用者は有料プランが必要になる場合があります。
サポートの品質:サポートがオンラインベースであるため、トラブル時に迅速な対応が期待できないことがあります。
日本ではまだ未対応:日本国内での対応が限られているため、使える場所が限定されます。
【Wiseの使い方とメリット・デメリット】
Wiseとは?
Wiseは、国際送金に特化したサービスとしてスタートしました。透明な為替レートと低コストの送金が特徴で、今ではマルチカレンシーアカウント機能も提供しています。
使い方
1. アカウント作成:Wiseのウェブサイトやアプリで登録し、必要な本人確認を行います。
2. 送金:送金額、通貨、送金先の銀行情報を入力します。リアルタイムで手数料と為替レートが表示され、透明なコストで送金が可能です。
3. マルチカレンシーアカウント:複数の通貨を保持し、必要に応じて為替変換や支払いが可能です。
また、現地銀行口座のようにIBANなどのアカウント情報を持つこともできます。
両替手数料・送金手数料
両替手数料:為替レートに対して0.35%から1%程度の手数料がかかります。通貨によって異なりますが、非常に透明で明確です。
送金手数料:Wiseの送金手数料は送金金額に応じて異なり、通常0.4%から1%程度です。具体的な額は送金時に表示されます。
使い方のコツ
為替レートの比較:Wiseはリアルタイムのレートを提供していますが、タイミングによっては他のサービスと比較して有利でない場合もあります。送金前にレートを比較するのが良いでしょう。
少額送金の活用:小額の送金には特にコストパフォーマンスが高いです。また、定期的な支払いにも便利です。
取り扱い限度額
引き出し限度額:Wiseのデビットカードを使った現金引き出しは、1回あたり最大250ユーロ(または相当額)、月最大2,000ユーロまでです。
送金限度額:通貨と国によって異なりますが、1回の送金で最大1,000,000ユーロまで送金可能な場合もあります。
【追記】2024年11月
海外移住や海外の家族のサポートなど、
Wise公式HPブログ
メリット
透明な料金体系:為替レートと手数料が明確で、隠れコストがありません。
低コストの国際送金:従来の銀行や他のサービスと比べ、非常に低コストで送金が可能です。
信頼性の高いサービス:送金速度が速く、世界中で利用されています。サポートも比較的良好です。
デメリット
追加機能が少ない:基本的には送金とマルチカレンシー機能に特化しているため、他の金融サービスを利用したい場合には別途他のアプリが必要です。
引き出しの制限:国によっては引き出しに制限がある場合があり、デビットカードでの現金引き出しにも制限があります。
通貨対応の制限:Revolutほど多くの通貨に対応していない場合があります。
↓Wiseについての記事はこちら↓
↓Revolut公式HPはこちら
WiseカードとRevolutカードが日本に届く場合の期間と送料
Wiseカード(Wise Card)の場合
カードの注文 サブスクリプション料金はありません | 1,200 JPY |
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速達配送 DHLで1〜2日で配送 | 1,298 JPY~ |
カードの交換 いつでも新しいカードを注文 | 640 JPY |
期限切れのカードの交換 新しいカードを注文する必要があるときに当社より通知します | 無料 |
ただし、発行手数料が発生する場合がありますので、Wiseの公式サイトで最新の情報を確認してください。
届くまでの時間: 日本に届くまでには、発行から約2〜3週間程度かかることが多いです。
ただし、配送の状況や郵便の混雑状況によっては、もう少し時間がかかる場合もあります。
Revolutカード(Revolut Card)の場合
送料: 普通郵便で500円、速達で2,000円です。
届くまでの時間: Revolutカードは通常、発行から約1〜2週間で日本に届くとされています。
特急発送を選んだ場合、さらに早く届く可能性があります。
わたくしは速達にしたので、1,200円かかりましたが、3日ぐらいで届きました。
wiseとRevolutの不正利用の対応について
wiseとRevolutが出来る前までは、海外に行ってクレジットカードを利用して帰国してから、数回クレジットカードの不正利用にあった事があります。
その時は、カード会社さんやらストアさんに連絡して、それはもう素晴らしいほどの対応をしてくれたので、全額返金してもらえたのですが、本来なら何もないのにこしたことはないと思いませんか。
その点で言えば、いまのところ何もなく無事なので、WiseとRevolutは、しっかりと使いこなせれば、海外旅行にはうってつけのカードだと思います。
さいごに
Revolutは、総合的なデジタルバンクとして、日常的な金融管理から国際送金、暗号通貨取引まで幅広く利用できる多機能アプリです。
多通貨対応やデジタルバンキング機能が強力ですが、無料プランの制限やサポートの質に課題があります。
Wiseは、透明な手数料と為替レートで信頼性の高い国際送金を提供します。
基本的には送金やマルチカレンシーに特化しており、シンプルかつ低コストなサービスを求めるユーザーに適していますが、追加機能が少なく、通貨対応に制限があります。
どちらを選ぶかは、利用者のニーズに応じて判断すると良いですが、決済エラー時などに便利なので、2枚持ちがおすすめです。
例えば、ポイントが海外使用手数料より上回る場合や、海外使用手数料が気にならない場合、セキュリティー面でも安全だとと思うのであれば、普通のクレジットカードでもよいかと思います。
わたくしの場合、日本に帰国してからこんなに使ったー?!とはなりたくなかったのと、想定金額より、だいぶ少ない金額で済んだので良かったと思っています。