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【タイ】チェンマイ ドイステープの歴史を日本語でサクッとご紹介

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ドイステープ寺院(ワット・プラ・タート・ドイステープ)は、チェンマイで最も重要かつ神聖な仏教寺院のひとつです。
その歴史、建築、そして白い象にまつわる伝説を日本語でサクッとご紹介します。

後半では、実際に参加したツアー会社もご紹介します。
自力で行く場合でも、価格の参考になれば幸いです。

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歴史の詳細

寺院の起源は、ランナー王朝のクーナ王(King Kuena, 在位:1355年 – 1385年)が、タイ北部に仏教の聖遺物を安置するための寺院を建てることを決意したことに始まります。
この聖遺物は、仏陀の鎖骨の一部とされ、スリランカからチェンマイに持ち帰られました。
クーナ王は、この聖遺物を安置する場所を探すために特別な儀式を行い、その結果、白い象が選ばれました。

白い象は、聖遺物を背負ってドイステープ山の斜面を登り、山頂付近で三度鳴き声を上げ、円を描いてその場で倒れました。
これは、象がこの場所を仏塔を建立するのに最もふさわしい場所として示したと信じられ、そこに寺院が建てられることになりました。
この伝説は、タイの文化と仏教信仰において非常に重要な意味を持ち、寺院の建立に対する神聖な啓示として現在でも語り継がれています。

白い象の象徴的な意味

白い象(プラ・ヤ・プック)は、タイの歴史と文化において特別な存在です。
白い象は古来より王権と神聖さの象徴とされ、特に王族にとって神聖な存在と見なされていました。タイの歴代の王たちは、白い象を所有することでその威厳と権威を示してきました。
この象徴的な意味合いから、ドイステープ寺院における白い象は、仏教の聖遺物を運んだ特別な存在として特別視されており、寺院の中でも象に関連する彫刻や像が見られます。

特に、寺院の境内には白い象を模した像が設置されており、参拝者たちはその前で祈りを捧げます。この象の像は、当時の伝説を再現するものであり、寺院の神聖な雰囲気を強調しています。

建築とデザインの詳細

ドイステープ寺院は、タイ北部の伝統的なランナー様式(Lanna style)の建築が特徴的です。寺院の中心には高さ約24メートルの黄金の仏塔(チェディ)がそびえ立ち、これは仏教建築の象徴であり、信仰の中心です。この仏塔は、幾度かの修復を経て現在に至りますが、黄金の光沢を放つ姿は変わらず、朝日や夕日に照らされると非常に美しい光景となります。

寺院には306段の階段があり、両脇にはナーガ(ナーガとは神聖な蛇で、仏教の守護者として知られる)像が並んでいます。
この階段を登ること自体が仏教における修行と浄化の行為とされ、参拝者はこの階段を登ることで心を清め、精神を高めることができると信じられています。

また、寺院内には多くの仏像や彫刻があり、訪れる人々はそれぞれの像の前で祈りを捧げます。
特に、境内には祈願の鐘や塔があり、参拝者は鐘を鳴らすことでその音が天に届き、願いがかなえられると信じています。

文化的・宗教的イベント

ドイステープ寺院では、タイの仏教行事において重要な役割を果たしています。
特に、毎年の仏教の祝日である「ワーサー入安居」(Buddhist Lent)や「マカブーチャ」(Makha Bucha)の際には、多くの参拝者や巡礼者が訪れ、キャンドル行列や祈りが行われます。こうした行事では、寺院の僧侶たちが特別な儀式を執り行い、参拝者たちはその様子を見守りながら祈りを捧げます。

寺院はまた、新年や他の仏教祝祭日においてもチェンマイ市民や訪問者たちが集う場所となり、特にタイ北部の文化と仏教信仰が融合した独特の雰囲気を楽しむことができます。

自然と眺望

ドイステープ寺院は山の中腹に位置しており、寺院からはチェンマイ市街を一望できる絶景が広がります。特に、朝や夕暮れ時には、雲海や霧に包まれたチェンマイの街並みが見られ、訪れる人々にとって特別な瞬間となります。寺院の周囲は自然豊かで、緑に囲まれた穏やかな環境の中で参拝することで、心身の癒しと浄化が得られる場所ともなっています。

参加した現地ツアー会社

わたくしが、実際に参加したツアー会社はこちらになります。
乗り合いバンで移動します🚙
650バーツドイステープの入場料30バーツは含まれています。
飲み物はついてませんので、持参したほうが無難です。(売店はほとんど閉まりかけてました。)
他にもサンライズツアーや、もちろん日中のツアーなど、いろいろなツアーがありました。




ドイステープ エキゾチック トレック チェンマイ公式HP

さいごに

ドイステープ寺院は、その神聖な伝説、特に白い象の物語、そしてランナー建築の美しい仏塔や景観など、タイの仏教文化と歴史が詰まった場所です。
地元の人々や観光客にとっても、信仰と癒しの場として非常に重要な存在です。
チェンマイに訪れた際には、ぜひこの歴史ある寺院を訪れ、その壮大な景観と深い文化的背景を感じ取ってみてください。

ドイステープ寺院とセットになっているワットパーラートの歴史は前回の記事を見てみて下さいね。

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